【ゆっくり解説】借金王 石川啄木 借りた金は返さん!ダメ偉人シリーズ【VOICEROID解説】
日本を代表する俳人といわれる石川啄木。
働けど働けど我が暮らし楽にならざり
という句で代表されるように、庶民の気持ちをうたい上げた俳人として有名ですね。
啄木自身も小説家として大成することを夢見ていましたが周囲からの評価は芳しくなく、思った通りの人生を生きることができませんでした。
こう書くとなんだか大人しい孤高の俳人のように聞こえますが現在に伝わっている啄木像はそんなものではありません。
売れなかったので貧しい生活をしていた啄木ですが、啄木の才能を認めた周囲の人は啄木にお金を貸すという形で支援をしています。
この時に啄木は「私に金を貸すのが当たり前」というような態度でお金を借り、飲みに行けば一緒に行った人におごらせるという行動をとっています。
また、亡くなった際には多額の借金を返済しないまま亡くなっているのです。
なんだか啄木のイメージが変わりますね。
啄木が借金をして、しかも返さないということを知りつつも、多くの人が啄木にお金を貸していました。
それだけ啄木に魅力があったということの証拠なのかもしれませんね。
とりあえず、啄木に尽くした金田一さんは偉いと思います。